【エンジニア9年目】OJTはやっぱり難しい。小川有里沙さんインタビュー

【エンジニア8年目】OJTはやっぱり難しい 小川有里沙さん
この人にインタビューしました

小川有里沙(おがわ ありさ)さん

株式会社プロアシスト
ソリューション事業本部 システム開発1部2課

無類の鳥好き

私が聞きました

小西麻子(こにし あさこ)

株式会社プロアシスト
ソリューション事業本部 システム開発4部1課

小川さんとは鳥と柑橘好き仲間

目次

お仕事について教えてください

エンジニア何年目ですか?

8年目…?のはず
編集部追記:あとで調査した結果9年目ということが判明しました。

今の仕事について教えてください

天井にある照明を判別するAIをお客様が開発していて、そのAIの精度を上げていくためにはどうしたらいいのかっていう話し合いをしたりしています。こうしたらいいんじゃない?ってやってみて、その結果をグラフにして、ここが強くなった、でもここがその分弱くなったよねとかって話し合いしたりしています。

そういうAIの強化もするんですけど、AIを使っている現地の人たちから送られてきた画像を、AIに読み込ませるためにPython使って調整したりしています。

小西

私はPython、書き方があまり好きではなくて、挫折しました…。
Python使える人はすごいです。

仕事で得意なことを教えてください

資料作成かなあ、割とPowerPointとか使うの好きです。

小西

PowerPointってデフォルトのまま使っているとダサくなりがちだと思います。
作っているときに気を付けていることはありますか?

情報を詰めすぎないことと私ってわかるように緑とか黄緑とかを使うようにしています。
今、かっこいPowerPointの資料サンプルとかあるじゃないですか。あれも参考になるなと見てはいるんですけど、
灰色がつまらんと思って。
確かにビジュアルは整うからそういうのは取り入れようと思ってるけど、それはそれとしてつまらなくて。
緑とか青緑とか。インコカラーを入れちゃいますね。

インコカラーとは
セキセイインコ 参考画像

ここでいう「インコカラー」とはインコの羽の色。
セキセイインコの色と考えて概ね間違いはない(といっても、セキセイインコでも結構なカラーバリエーションがある)。

小川さんは何かしらインコカラーのものを身に着けているので、遠くからでも視認性が高い。

仕事をする上で大切にしていることを教えてください

わからないことはすぐ聞くこと。
もともと一応情報メディア学科を卒業はしているんですけど、プログラム自体はそんなに組んだことはなかったので、何かそういう不慣れなところとかは聞いた方が早いと思って聞きます。

小西

大事なことだと思います。
指示を出す側からすると、わからないところを聞いてくれるのはとてもありがたい。

指示を出す立場のときにも、わからないことはすぐ聞くようにしています。認識違いとかありますよね。なんか私が思ってたような結果と違うんやけどみたいなありますよね。
ああ、そこそういわなあかんかったんかとか、私の気づきにもなります。

OJTについてお聞きします

OJTのトレーナーを務めるのは何回目ですか?

2回目ですね。

ただ、今年の新人さんはプログラミングの経験がかなりあるのですが、前回のOJTのときは未経験の子だったので、全然違う感じがします
割と前回は手取り足取り教えたり、こういうアプリがあって便利だよとか、いろいろ事細かに教えたりしてたんですけど、今年の新人さんはもともと知識があるので、ある程度ほったらかして自分で考えさせた方がいいなと思っています。

小西

1回目のときと今回とではちょっとやり方が違う感じ?

ちょっと違うと思います。
指示の出し方とか結構雑にやってます。多分考えてくれるから。
ただ、言い方を間違えると認識違いが発生してしまうので、気を付けています。

小西

1回目は未経験の子だったのでしっかり土台からって感じで、2回目はこう積んだ土台の上にどう重ねていくかっていう感じかな。

プロアシストではこうだよっていう環境に慣らしていくのと、今年の新人さんはMacユーザーなので、Windowsに慣れてもらうようにしています。
Windowsのそこがわかんないのか~!っていうことがよくあります。
私は逆にMacのことがわからないから、そこの違いにちょっと戸惑いますね。

OJTのトレーナーをしてよかったことはありますか

今、新人さんと2人で振り返り会を月に1回開くようにしていて、どういうところにつまずいてるのかとか、どういうところが分からなかったのかとか、そういうところを共有して、今回こういう風にやっていければいいよねとか、話し合って、認識の齟齬を修正していくことはやっぱりやって良かったというか、大切にしてることです。
前回と全然違うから、認識合わせをするようにしています。認識合わせをしないと私がつらい思いをするので(笑)

基本話しかけたら返してくれるタイプの子ではあるので、なるべく私からアクションっていうか、話しかけるということをしていて。本人から誰かに話しかけるっていうのがあまり得意ではないと聞いていたので、私から話しかけるように意識しています。

小西

新人さんにも少し話を聞いたんだけど、
わからないことがあったとき、小川さんに自分から聞かないといけないのに、困ってそうと思ったら声をかけてくれるのでとてもありがたいって言ってたよ。

よかった~!
なんかめんどくさい先輩と思われてなくて(笑)
そういうのってすごく難しいじゃないですか。
最近は何がハラスメントになるのかがわからないので、必要以上にアクションできないなと思ってて、それは困っているところですね。

OJTで難しかったことや失敗したことはありますか?

指示の出し方って難しいですよね。
心に余裕があったらいいですけど、心に余裕ない時って何かいろいろ失敗しがちなので、そうならないように常に心がけています。
私はこういう意味で伝えたつもりなのに、やっぱり伝わってないとかありますね。

小西

指示を復唱させて分かってるかどうか確認するといいって聞くけど、復唱してもらっても伝わってないことってあるよね

復唱したって認識間違いのところまで気づかないことがありますよね。

小西

なぜそうするのかとか、そうするからこうなるんやでっていうところまで話さないと、納得ができないから、間違うのかなと思うことはある。

めっちゃありますね。私、割と何でも最初聞いてそうなんだって思って突き進むタイプなので、多少道がちょっとずれたりしたら、先輩が直してくださったりとかしてましたけど、そんなに納得感に意味がなかったから、そんなに納得できへんかったら進まんかっていうところはちょっとあります。
私はそういうもんやって割り切ってしまうので、納得を持たせる説明の仕方が難しいです。

小西

チームでする仕事の経験がないと、全体を見て一部を担当するっていうのはなかなか難しいと思う。
全体を把握しきれなくて、また認識のずれが発生することもあるし。

プログラムを書く基本ができていても、業務には生かせなかったりするので、実務を経験しないと身につかないものってありますよね。

小西

チームでの開発に慣れていくのと、お客様がどういうものが欲しいのか、仲間がどういうものを作ろうとしているのかを理解して作っていくという部分の訓練も必要だね。

趣味について教えてください

鳥が好きです。最近はライチョウをよく見ます。
でも、ウズラもかわいいよなって思ってみてます。

小西

ウズラかわいいよね。

めっちゃかわいい。
あと年に1回か2回かしか見ないんですけど、天満橋までの川沿いにカルガモ親子いるんですよ…!
ちょうど階段になってるところで休んでることがあって。かわいい…!休んでる…!ってなります。かわいい…!!!!と思って。

小西

あの辺りは結構カラスとかスズメとかかわいいよね。

スズメ多いですね。たまに巣を見つけますよ。あの辺のスズメは人に慣れてて、逃げるのがちょっと鈍いですよね。スズメパラダイスだ~と思いながら(笑)

小西

時々カワウを見かけるときがあるよ。この辺りで魚とれるんかなあって思うけど。

なんかたまに水面がわちゃわちゃなってるのを見るので、あのあたりに稚魚がいるんだろうなあと思いますし、稀にカメが泳いでいることがあります。

小西

いるね!コンクリートのところで休んでるね。

たぶん日向ぼっこしてるんですよね。そういうのを川沿いで見るのが結構楽しいです。
あんまりいい色の川じゃないですけど、なんだかんだいるんだなあって。結構生態系ありますよね。
絶対川の底はゴミだらけでしょうけど。
前に別の部署の先輩がウナギ釣ったって言ってましたよ。そして、泥抜きして食べたって仰ってました。

小西

私の友だちも淀川でウナギを釣ったっていう人がいるので、いるんやろね。
その人はコイとか釣って泥を吐かせて食べるって言ってた。
コイはてんぷらにしたって。コイ食べるんや!って思った(笑)

私は滋賀出身で琵琶湖に近いところで育ったので、コイを食べる文化があるので、食べたことがあるんですけど、骨が多くてびっくりしました。
食べたコイがたまたま骨が多かっただけかもしれないですけど。

魚は、海の魚の刺身が好きです。ホッケの開きとかも好きなんですけど、最近、めっちゃ魚も高くなってますよね。前はホッケも98円とかで売ってたのに今そんな値段で買えないじゃないですか。
前は98円で身がプリプリやったからおいしかったのに。

小西

最近は高いし、ペラペラやもんね。

サンマもペラペラです。そして、ちっちゃいですよね。身ないやんってなりました。
サンマも昔安かったじゃないですか。前に比べてサンマも値段上がってるし、ちっちゃくなってるし、身は細いし。
でも、季節になったらサンマ食べたいなあって思いますね。大根おろしで。満足感は違いますけど。
昔のサンマは今でいう高級魚になってますね。
やっぱり旬のものは美味しいじゃないですか。

チョークアートについて

相変わらず、チョークアートを習いにずっと行っていて、プロの資格はとりました。

インストラクターの資格が2つくらいあって1つが趣味コースっていうちょっと簡単寄りな絵を人に教えることができる資格、もう一つプロを教えられる人っていう2段階があって、その簡単な方の資格を取りました。取ってほしいなって先生に言われて(笑)

チョークアートは大学の3年生の時から習ってるんですけど、先生はずっと私を若い子だって思ってくれて、かわいいかわいいされてるんですよ。それで取ってほしいなって言われたから(笑)
ウェディングボードとか描いたりしています。
パエリア描きました。これは色が鮮やかです。

パレリアのチョークアート
ウェディングボード
小西

パエリアおいしそう。すごいね。チョーク。

テラテラでツヤツヤですよ。学校とかにあるチョークとかと違って、素材自体がコテコテなので色の出方も違います。
どっちかっていうと、クレヨンとかクレパスとかに近い感じ。オイルパステルなので。
学校のチョークの粉っぽい感じでは全然ないです。学校のチョークだとめっちゃ塗り込まないといけなくなっちゃうので、かなり大変になってしまいます。
画材としてはスイスのものを使いますが、チョークアート自体はオーストラリア発祥だそうです。

小川さん、様々なお話をありがとうございました!
いつも多彩な才能と鳥への大きな愛情に感服します。また、小川さんらしさを大切にしていってほしいと思っています。
今後も多方面に活躍していってほしいです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

小西麻子のアバター 小西麻子 ソリューション事業本部 システム開発4部1課

株式会社プロアシスト ソリューション事業本部 システム開発4部1課
We部編集チーム
Webサイトを作る人。
3人娘の母で、ビジネスケアラー、そしてがんサバイバー。

目次