ここからはアラブ圏の料理です。
今回の万博で、これまで超マイナーだったアラブ料理は一気に万博民の知るところとなりました。
レストランには長い列、そこかしこでアラブ料理のテイクアウトを食べる人たちを目にしました。
刺激は少なく優しい味の料理が多いように思います。
ヨルダン: カブサ、マクルーバ


ヨルダン館はカフェのデーツシェイクが人気でしたがレストランはありませんでした。
そしてフードトラックが登場したのは会期末の10月になってからでした。
そんなフードトラックでは2つのメニューが提供されました。
カブサはチキンをスパイスとバスマティライスで炊き込んだもの。赤くてトマト味です。アラブ各国にカブサはあるようで作り方もいろいろ。
マクルーバも同じように炊き込みご飯だけれどトマト味ではなく、スパイスやオリーブオイルが効いた感じ。
ヨルダン館は赤い砂漠の砂や死海の塩で人気でしたが、あの砂は裸足で気持ちよく、手足にも服にもつかない不思議な砂でした。
アラブ首長国連邦: ラムウージ

スパイスで炊き込まれた長粒種のご飯の上に煮込んだラム肉を乗せたもの。ラム肉が柔らかく、スパイスの効いたお米と相性がいいです。
これぞアラブ飯かなと思わせてくれます。柔らかいラム肉とお米が優しい味。
ベジタリアンメニューのカリフラワーマシャウイ(カリフラワー、クスクス、フムスをグリルしたもの)も人気ありましたが今回は食べれませんでした。
アラブ首長国連邦のパビリオンは広い空間でいつでも入れるので真夏の暑いときは涼を求める人にはオアシスでしたね。
チュニジア: クスクス

チュニジアは北アフリカの国、地中海に面していますが、イタリア半島沖の島国マルタの近くでもあります。イスラム圏で人口のほとんどはアラブ人です。
クスクスは北アフリカ発祥のパスタでセモリナ粉を1〜3mmの粒状にしたもの。モロッコ料理で食べたことありますがチュニジアのは初めて。
ここのはトマトとスパイスが効いて濃い味。オカズはチキンのロースト。
チュニジア館は小さいですが、ジャスミンの香りで満たされた入り口は話題に。
カフェはとても大きな炬燵のような丸テーブルで和気あいあいといった雰囲気でした。
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